板書をルーズリーフで取るかノートPCで取るか

またまた久々の更新です。今日は板書を取る手段についての話。これは沖縄高専の場合の話ですので、タイトルへのツッコミはご勘弁願います。

話を始める前に

沖縄高専では入学時に「教材」として用いるため、ノートPCを必ず購入することになっています。いくつか制限があったりしますがそれは置いといて、学校では毎年推奨機を用意し、殆どの人がそれを購入しています。(自己責任ですが市販のPCを購入する人もいるほか、既にノートPCを持っている人だとそれを持ち込む人もいます)

沖縄高専におけるノートPC事情について詳細は以下を参照↓
ノートパソコン - 沖縄高専ウィキ(注:少し古い情報もあります)

従って、沖縄高専においてはノートPCの所有率は100%になるわけです。
そんな環境ですから、ノートPCを使う授業はともかく、使わない授業でもノートPCを取り出さないでください、と授業時に通知がない限りはノート PCを机の上に置いて授業を聞いている、という光景も珍しく有りません。
(ノートPCで授業に関係ないことをしているかどうかについては今回の記事の内容から脱線しますので触れないことにします)

それじゃノートPCを取り出して何をしているか、という話ですが、黒板の板書や先生が口頭で述べている内容をメモ帳などに記録しているというわけです。

紙とノートPCの利点・欠点を挙げてみる

ということで、私なりに紙で板書を写すのとノートPCで板書を写すことの利点・欠点を考えてみました。

紙に板書を写す場合
  • メリット
    • 色分けを行ったりすれば見やすいノートに仕上げることが出来る(無論その逆もある)
    • 人によるが、書きながら覚えるタイプの人にはうってつけ
    • 黒板に授業の内容と関連するイラストやグラフがあったりする場合、手早く記録できる
  • デメリット
    • スライドを変えるのが早かったり、板書を消すのが早い人だと写すのに手一杯で肝心な内容を書き漏らす可能性がある
    • 上記に関連して、板書を写すのにはどうしても時間がかかる
    • 板書を貸すことはできるが、一度に多くの人間に見せるには紙をスキャンするかカメラで撮影するかする必要がある
ノートPCで板書を記録する場合
  • メリット
    • 板書が文字だけであれば、紙に書く場合に比べて短時間で記録できる
    • 板書のデータを手早く友人に渡すことが出来る
  • デメリット
    • 授業の内容に関連するグラフやイラストを写すのは難しい(不可能とは言わないが、かなり面倒)
    • メモ帳に記録している場合は色分けが出来ない

とりあえず自分が思いつくのはこれぐらいです。他にもメリットやデメリットがあるよ、という方がいましたら指摘して頂けるとありがたいです。

結局どちらが良いのか

こう自分なりにまとめてみると、どちらが優れているかというのではなく、それぞれ得意不得意があり、私個人としては「ノートPC使用禁止」の科目でない限りは、科目に応じてうまく使い分けるのが一番確実なんじゃないかな、と思います。先生によりますが、文字主体の人もいればイラストの割合が多い人もいて様々なので。

ただ、ノートPC使用禁止の科目では筆記で板書するしかないわけですから、それを踏まえた上でどちらが適切かを自分で見極めて使い分けられたらいいんじゃないかな、と言う事でこの記事の締めとさせていただきます。